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取り留めのないことを取り留めなく書き留めるブログ

恥知らずのままじゃいられない

 和ヶ原聡司『はたらく魔王さま!』2、3巻読み終えました。ゆっくり読んでいきたいシリーズと言っておきながら、2巻を読み終わった後「やべぇ、次読みたい」と衝動に駆られて、履歴書を買いに行く途中にブックオフに寄って3巻買ってきちゃった。そして速攻読んでしまった。もっと言えば今日4巻買ってきた。ラノベって読みやすいから、ハマるとどんどん進んじゃうんですしおすし。

 感想書く上で内容にも触れているので、ネタバレ注意で。でもネタバレしたほうがより面白く感じるって前にテレビで言ってた気がするんだけど、こればっかりは好みだよね。できればネタバレしないで面白さを伝えたい。それ高等技術すぎんだろ・・・

 

はたらく魔王さま!

 

はたらく魔王さま!〈2〉 (電撃文庫)

はたらく魔王さま!〈2〉 (電撃文庫)

 

 

 庶民派魔王物語第2巻。前巻で真奥たちを襲った悪魔大元帥で堕天使のルシフェルが、漆原半蔵として新たに笹塚のボロアパートの一室である魔王城の一員となり、真奧もアルバイト先のマグロナルド幡ヶ谷駅前店で時間帯責任者に昇進。徐々に戦力を拡大させるかと思いきや、漆原は前巻で事件を起こしていることもあり、家から出られずニートになり、プラスマイナスゼロ、いや、勝手にお金使うからむしろマイナスな結果になっているような印象に。

 そんな貧乏暮らしの真奥たちしか暮らさないようなボロアパート、ヴィラ・ローザ笹塚に、鎌月鈴乃という言葉遣いも服装も時代錯誤な女性が引っ越してくる。隣の部屋で、魔王城の家事全般をこなしていた芦屋が体調を崩したこともあり、男所帯を世話しはじめる鈴乃。真奥がもう完全におせちになってる弁当を持ってきたことで、鈴乃の存在を知りパ二くる千穂。案の定それに巻き込まれる恵美と、こう書いてるだけでもなかなか盛りだくさんの内容になっていて読み応えがある。読みやすいからドンドン進むって言ったのに読みごたえがあるっていう、矛盾してそうで矛盾してなさそうでなんかよく分からなくなるけど書き直さない。おしとぉーーーる!

 今回の注目人物は鎌月鈴乃。彼女もまたエンテ・イスラからやってきた人物で、その正体は大法神教会の訂教審議会の筆頭審問官クレスティア・ベル。肩書ながいなおい。教会に抱いた不信感から、異世界へ渡った魔王を倒し勇者を連れ戻そうとするが、恵美には日本で暮らすことに関しては協力してもらえたものの、エンテ・イスラがらみの件は拒まれる。そしてゲートを渡って出会った真奥は好青年と、前巻で恵美が味わった戸惑いを感じることになる。

 異世界からやってきた天使や悪魔たちの日常と、異世界側の事情によりやってきた者の葛藤。これがまた良いバランスで楽しめたからこそ「読み応えがあった」と思える。ちなみにアニメではこの巻の内容まで放送されたけど、アニメでは伝わりづらかったところもちゃんと理解できた。まぁ原作だしね。そりゃそうだよね。っていうか俺の理解力の問題っていう可能性あるよね。なんかすいませんでした。

 

はたらく魔王さま!

  

はたらく魔王さま!〈3〉 (電撃文庫)

はたらく魔王さま!〈3〉 (電撃文庫)

 

 

 突然育児編魔王物語3巻。ライトノベル作家とはいえ、ストーリー上必要になった知識はちゃんと取材するんだなぁ。すげぇなぁと感心した。逆に作家さんたちに対して失礼な気がする。

 突然開いたゲートから現れた巨大な果実が少女に変身。しかもその少女は真奥を「ぱぱ」、恵美を「まま」と呼び出したことで、一同が育児に翻弄される。

 いよいよ魔王がいなくなったエンテ・イスラもきな臭くなってきたなという印象。1~2巻でも勇者の仲間が勇者を始末しようとして来たり、天使が勇者の力を奪おうとして来たりとその気配はあったが、ここにきて悪魔が悪、天使が正義というような概念を崩して天使側の目的や、魔王がエンテ・イスラを支配しようとしていた理由を示唆するような内容もあり、今後の展開を期待させられた。

 そして少女アラス・ラムスの登場により真奧の過去について少しだけ知ることになる恵美。こちらもこれから真奥のことを恵美が理解していくのだろうと思われる。真奧はなぜ魔王になったのか、それを知り、恵美は彼をどう思うのだろうか。どのようにヒロインらしくなっていくのか、私、気になります。

 やっぱ勇者と魔王という立場もあって、そのわだかまりが解けるには一筋縄ではいかないんだなぁ、と思ったけど、そういえば「こんにちはったらこんにちは」で理解しあった勇者と魔王いたんじゃないっけ。あれは魔王が巨乳美人だったからだな。ほんと巨乳ってずるいよな。

 

 はたらく魔王さま!、2期やらないんですかねマジで。