オルタナティブにいきたい。

取り留めのないことを取り留めなく書き留めるブログ

バンドマンだった頃の俺よ死ね。

ひょんなことから憂鬱になったので書きなぐります。

 

大学生の時に所謂サブカル色の強いサークルに籍を置いてるようで置いてないスタンスでたまーに顔を出してたんだけど、そのサークルで確か新歓の飲み会みたいなのがあってそれに参加した時があった。もちろん新入生としてじゃなくて先輩として。

話は脱線するけど新入生の時、大学に軽音サークルが2つあって、そのうちの1つの新歓の飲み会に参加した事もあったんだけど、その時は早い段階でそのサークルに馴染めないことに気付いて、「楽器何やってるの?」と聞かれる度に「サクソフォンです。」って答えてた。ただの迷惑な奴。

話を戻して、自分が先輩としての新歓の飲み会だからと思い、自分の周りに座っていた新入生に話を振って聞くっていうのを律儀にやって過ごしてた。確かあの馴染めなかったサークルの先輩たちと同じような感じで「バンド何好きなの?」とかそんなもんだったと思う。知ってるバンド言う人もいれば全然知らないバンドを言う人もいて、苦手ながらも話を膨らませようとあくせくしていた。

そんな中、流で隣に座ってた女の子にも「何が好き?」って聞いたら、とあるメジャーなロックバンドの名前を言った。今Wikipediaで調べたらロックバンドと書いてあったけど、どちらかと言うとその頃にはもうミュージシャンと言った方が分かりやすい感じ。とにかくそのサークルでは『バンド』として扱われにくいような人たちだった。

お酒も入ってたし、話した内容ははっきり覚えてないけど、その女の子はいつから好きでとか、好きなロックバンドについて話してた。表情は明るかった。純粋に好きなもののことを話してるっていう、そんな感じだった。

その時、正直俺は困ってた。そのサークルは自分の印象ではコアな人たちが多かったから、メジャーなロックバンドを好きだと言ったこの子は多分馴染めないかもしれないと思った。ただそのまま正直に思ったことは言えないので、「このサークルにいると色んな音楽を知ることが出来るから、良かったらその中からも自分の好きな音楽を探してみて」とか、そんなニュアンスのことをその子に言った。

それだけの話なんだけど、最近ふっとこの時のことを思い出してちょっと後悔した。確か…もうなんか「確か」とか「思う」とか曖昧な表現ばっかりで申し訳ないけども、確かこの飲み会が終わった時も後悔してたような気がする。

 

 

 

いや、女の子が好きだと言ってたロックバンド、俺も好きだったんですよ。

小学生くらいの時にドカンと売れた曲があって、それで有名になって、アニメのOPも歌ったりしててね、一番流行った曲なんかは友達と帰り道に一緒に歌いながら帰ったことある。誕生日にはそのロックバンドのアルバムを買ってもらって、傷がつきまくるくらい聴いたし、他のアルバムはおこずかい少なかったから中古で買って…少なくてもカセットテープでそのロックバンドのマイベストは絶対に作ってたくらいに好きだったんです。よく歌詞をルーズリーフに書き写してました。

だからそのロックバンドの話、全然出来たんですよ。どのアルバムが一番好き?とか、なんだったら俺はあの曲が一番好きだなとか自分からも言えたんですよ。なのに当時の自分はメジャーなのはカッコ悪いっていう思いがMAX芽生えてた時期で、もっとみんなが知らないようなバンドを知ってドヤ顔したかっただけだったんですよ。親切なようでいてエゴの塊のようなこと言ってたのがもう恥ずかしくて仕方ない。

 

 

 

まぁ、その後ドヤ顔したいっていう気持ちにも無理が生じてきて、好きなものしか好きじゃないと開き直ってバンドへの探求心みたいなものは燃えるゴミの日に捨てました。その時のサークル長が今やってるイベントの出演者なんてほとんど知らないしね。

思えばこの無理な探求心のせいで散々な目に遭った気がする。自業自得である。そんな過去の自分が今に残っているならそいつは完璧に殺しておきたい。もうこういう些細なことで後悔したくないからね!

最後に大好きだったロックバンドの、飛びっきりセンチな曲でお別れしてやるわ。

 


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